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JAGDA長崎 ナガサキ 平和ポスター・祈り紙展

1ヵ月前になりますが、JAGDA長崎の夏の好例のイベントとなりました「ナガサキ 平和ポスター・祈り紙展」が8月9日(水)〜8月20日(日) 、長崎県美術館 運河ギャラリーにて開催され僕も作品を出品しました。
今年も広島地区との連携によりポスターの相互展示を行い、また折り鶴(INORIGAMI)や過去のヒロシマ・アピールズのポスターなども展示しました。
このイベントを目当てに来る方は多くはなかったのですが、近くの港にクルーズ船が来港した際に立ち寄った外国人観光客が足を止める姿が、ちらほら。
僕も実際に当番で出た時に英語が流暢な日本人女性と一緒に、中国人の若い方に折り鶴の折り方をレクチャーしました。
その中国人の方は長崎に原爆が投下されたことをよく理解していなかったのですが、その日本人女性が原爆のことを説明してくれたおかげで企画の意図が伝わったと思いました。
いままでは観覧者に日本人を想定していましたが、時間の流れとともに自分たちが企画したイベントが、国を越えた人々にアプローチを実感できた年になったと実感しました。
今年のポスターは被爆者が年々お亡くなりになり、被爆体験の継承の難しさや大事さを訴えた内容となっています。
INORIGAMIは、折紙セットして制作しており販売の準備が整いましたら後日告知いたします。
今年で3年目のイベントですが、自分たちの思いや想像を超えて、この企画が日本のみならず世界の人々へ伝わるといいなぁと感じた夏でした。
[イベントの様子]
https://www.facebook.com/jagda.ngsk/posts/1609589512398472