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かみさまとのやくそく

もうすぐ2歳の息子がいます。
妻が妊娠して出産、そして1歳のお誕生日と、日に日に成長していく様は親の目から見てとても喜ばしいもの。
しかし、妊娠している時は妻の体内にいるし、出産後してからは1ヶ月程、
妻の実家へ里帰りしてしまって、息子への思いはありつつも、なんか距離感。
子への愛情として、家事を代行するも、やはり母親の変わりにはなれないなぁと無力さを感じるばかり。
自分自身も仕事に追われてて、どこか妻子をよく理解していなかったり。
しかし、昨年末から妻が働くようになり、朝早く出掛けるので、保育園へ預けるのは私の仕事に。
これをやり始めてから、息子との距離が近づいた気がします。
徐々に子育てに慣れ始めたこの頃、長崎県美術館にて「かみさまとのやくそく」という映画を見てきました。
自主上映というかたちで全国各地にて上映されてきたこの作品。
大学の教授が子供やその親への聞き取り、またセミナー等を断片的に繋いだもので、BGMなど一切無いドキュメンタリー。
この作品にはいろんなメッセージがあったのですが、子は母親を選んで産まれてきており、
生きる目的を持ってきている事。
子育てについて「親が子を育ててあげている」「親が子をしつける(従わせる)」というような考えが誤りで、
そもそも、子どもたは目的を持って産まれてきており、能力を引き出してあげる事が大事だと。
そうしてたくさんの気づきを得ながら、感動のラストへと向かうのです。
見終わった後、息子に無性に会いたくなりました。
それから、私たち夫婦を選んでくれた感謝の念も。
2歳から体内記憶を語れるそうなので、今度本人に聞いてみようと思います。

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