ありがとう農園・橋本伸吾さん
この不健康なデスクワークを中心とした仕事を続けて、15年弱。
特にフリーランスになってからは経営者(一応)となり、夫となり、父となり、
のしかかる責任感は年を追うごとに増してきました。
子供の事や、将来の住まいの事を考えると、70歳までフリーランスで現役を続行
(続行しなければならない)と思っていて、当然「健康」が重要になってきます。
昨年から、インターネットを通してあらゆる健康法の情報を仕入れていく中で、
畑で野菜を育てながら、各地で健康教室をされている橋本さんの事を知り、
ずっとお会いしたいと思っていました。
昨年ドリームプレゼンテーション長崎2014というイベントに、プレゼンターとして参加されていて、
ご自身の夢を拝聴したことから、さらに想いが強くなりました。
橋本さんもチラシと名刺を制作してくれるデザイナーを探しており、
こちらも橋本さんに興味があったので、すんなりと仕事が始まることに。
今回は「時間を掛けて彼の事を十分に理解してから仕事をしよう」というスタンスで望みました。
彼が行う健康教室に通ったり、彼が主体となって行っている「夢を語る会」の集まりに参加したり。
ここまでは、仕事に至った経緯。
ここからは橋本さんがどういう人かと言いますと、もともと兵庫県のご出身で、
幼少期は体が弱く、命について関わる仕事をしようと心に決めたそうです。
子供の頃に見た「日本人は日本人らしい食事をするからこそ健康なんだ」というTVの情報から
「和食」ではなく「日本食」を学ぶべく調理学校へ入学。
卒業後、食材の勉強のため、10年間魚屋に勤務した後、家庭の事情で縁あった長崎へ。
その後、「人生の師」と仰げる方から、「本当にやりたい事」「自身の幸せについて」を
問われ、農業と健康法の啓蒙をする仕事に進む事に。
本人の印象は至ってまじめで、実に博識。
知り合ってから、彼の開く健康教室で、沢山の事を教えてもらいました。
実は自分の父が痴呆で要介護1の認定を受けており、その事について改善策・予防策について質問したときに、
薬の事や、食べた方が良い食材、調理器具まで健康法のアドバイスをしていただいたときには、
幅広い知識に大変驚きました。
ここ数ヶ月接してきて、彼の仕事は、もともと荒れた畑を生きた土によみがえらせ野菜が取れるようにし、
「健康法」の啓蒙のため健康教室を開催し、安心安全なパウンドケーキと黒ニンニクをリーズナブルな価格での提供。
また、産直所の立て直しのため、アドバイザーとしての仕事もしているようで、
ひとつひとつ見るとそれなりの専門性が必要で、手もかかる事をほぼ一人でやっている。
間違いなく自分には出来ない。
でも彼には、疲れた様子も、単身長崎で暮らしているのに孤独感もない。いつ会っても生き生きとしている。
彼の支持者や慕っている人間が数多くいることと、畑で育つ野菜の生命力に日々感動しているからだろう。
そして自身の夢である「健康法」を広めるために日々邁進していることか。
彼の仕事をしていて、自分が恥ずかしくなった事がある。
橋本さんは滋賀から来られたのに、長崎の環境や食の多様性を愛し、地場の種から野菜を作っている。
なのに、自分は生まれてずっと長崎に暮らしているのに、実は長崎の事を良く知らないし
身近に美味しい食材があるのに、口にしていなかったりする。
もっと、住んでいる土地の事を知らなければ。
まだまだ書ききれないこともありますが、まだまだ彼とのおつきあいは続きますので、
それはいつかの投稿で。
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