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みんな天才ちゃんプロジェクト「東大 中邑賢龍教授 講演会」

以前、投稿した記事の流れになります。
発達障害のお子さまを持つ、勉強ラボ 白石直子先生という方がいらっしゃいます。
今年の5月、福岡県で行われた東京大学教授 中邑 賢龍氏の講演を聞かれた際、多様性を認める社会の必要性を語る内容に大変感銘を受けて、「ぜひ長崎でも講演会を開催したい」と直談判。中邑教授も、地方に発達障害を受け入れる社会の認知・啓蒙活動を行っていたこともあり承諾。
長崎に帰ってきた後、勢いで500人収容の長崎ブリックホールの国際会議場を押さえた時点で、我に返り「本当に自分に講演会を開くことなんてできるのだろうか?やったことも無いのに」と青ざめたそうです。
これから、支援者を教育分野を軸に、各専門家が招集されます。各分野でスペシャリストといっても、言い方は悪いですが烏合の衆。勢いでプロジェクトを進行していた様で、広告も然りだったようです。そんな中、メンバーの一人からお声がけいただき参加することとなりました。
紆余曲折有り、オレンジを基調とした暖かみのあるデザインで行くことに決定し、チケットやパンフレットに展開しました。
チラシやポスターの投下に加え、「世界一受けたい授業」はじめとしたTV番組やメディアに中邑教授が出演。白石先生もローカルのTV番組や講演などの露出もあり、イベントの認知が向上。その結果、チケットは一週間前には完売ということがおきました。
これって長崎の講演会ではとても偉業なことで、どう頑張っても集客が300人ぐらいにしかならないらしいのですが、「500人の集客ができたのは前例がない」とイベントを多数行ってきたスタッフが舌を巻いていました。
イベントの当日まで、開催できるかどうかの瀬戸際もありましたが、結果無事イベントも終わり、中邑教授からもバックアップをいただけるようで、関係者が胸を撫で下ろしました。
このイベントに関して感じたのは、「母は強い」ということ。自分だったら尻込みすることを、息子のために世の中を変えたい一心で大きな一歩を踏み出した白石先生。また、おなじく発達障害を持つお子さんを抱えながら、苦労を表情に出さず懸命に頑張るママさんスタッフもおられました。この方達の努力がイベントを成功させたと思います。
500人集客できたことがが目標ではなく、あくまでスタート。彼女達の願いは、同じく発達障害を持つ子供が受け入れられる社会ができることと、その母親達が少しでも救われることです。そんな社会になる様、傍らから見守り続けたいと思います。
それから、ドリプラ2015にて白石先生が共感大賞に選ばれました。ここでもまた一つ奇跡を起こしましたね。おめでとうございます。母は強し!
みんな天才ちゃんプロジェクト(デザインは事務局製作)
http://minten.jimdo.com/

ロゴマーク

ロゴマーク

チラシ(両面)・ポスター

チラシ(両面)・ポスター

チケット

チケット

A5サイズのパンフレット

A5サイズのパンフレット